どうやって自己愛に気付いたか④

はじめに
このテーマはこの回で終了になります。あんまり核心を書けないので、皆様にもモヤモヤ感があると思いますが、書くことで誰かを傷付けたり、自分が傷ついたりしてしまう不安があり、ご容赦頂きたいと思います。m(_ _)m

別居~自己愛憤怒
さて、前回は事件が起きたところで終わりました。事件は、詳細書けないので「相当酷いDV」と考えて下さい。僕はもう一緒にいるのは無理でどっちかの破滅しかないと思い別居を決意しました。
※別居はそれまで2度ほど考えたのですが、どうしても出来ませんでした。共依存の関係だったのでしょう。出て行くものの許せる理由を見つけ出しては帰ってしまうのです。(; ̄O ̄)

とりあえず妻と子供を実家に帰し、僕はワンスリーマンションを借り荷物をまとめて出て行き、心療内科を受診しました。境界性人格障害と思っている事を伝えると予約の段階で断られ、3件目で予約を取れました。

心療内科のお医者様は、簡単な問診をして頂き、怒りが抑えきれずDVをしてしまうので怒りを抑える薬が欲しい事、境界性人格障害を疑っている事、生い立ちを申し上げました。先生は、
人格障害と疑って診療を受けに来る人は多いが殆ど違います。あなたは、境界性人格障害の可能性がある珍しいタイプです。」
「お母様が境界性人格障害の可能性もあります。」
境界性人格障害は『質の高いカウンセリング』『適切な投薬』で2-3年で治ります。」
「(僕がカウンセリングを受けたいと言うと)ウチの経験の浅い臨床心理士では対応出来ません。」
と言われ、とりあえず薬を処方頂きました。処方されたのは抗鬱剤ルーランジェイゾロフト、睡眠剤ハルシオンです。

生まれて初めて飲みました。薬って本当に効くんですねwでも、ルーランは飲むと落ち着くのですが、眠くなる上、なんだか仕事に情熱が出ません。僕は「怒りの力で仕事をしていたんだ。」と思いました。Σ(・□・;)
これは実際に当たっており、僕は正確さよりスピード重視、組織的より個人的、いつもテンション高いという確かに軽躁っぽい仕事の方法でそれなりに評価をもらってました。
つまり仕事が好きなのは躁的防衛(勝利感、支配感、軽蔑感による軽躁状態を伴った原始的防衛機制)でいれる事が快感だったからだと思います。仕事が自己愛を強化して行ったのでしょう。(`_´)ゞ

大好きだった仕事も滞りイライラも募りはじめ、薬も効かなくなってきました。多分、薬を上回ろうと躁状態がパワーアップしたのでしょう。また電話越しに元妻を責めはじめました。そして、元妻から離婚について言われた時、プチッと切れました。(*`へ´*)

離婚~退職
そこからは第三者が入っての対応です。元妻側は色々対策を練っていたようで、大きく先手を打たれていました。僕は怒りと悔しいさの負の感情で一杯になり、仕事み行けなくなりました。人生初の無断欠勤です。翌日も行けず、もう仕事を続けられる状況にないと判断し休職のお願いをして、しばらくして自主退職をしました。(今でも気にかけて頂いていて、僕は本当に良い上司、良い仲間に恵まれていました。)
離婚はかなり僕が譲歩する形になり離婚に至りました。内容は慰謝料・財産分与合わせて1/3程度、親権は元妻側、子供への面会権は無し、養育費はもちろん払う、引越す、などなど。(ーー;)
「離婚したらスッキリ元気になれる!」と思ってましたが、全くそんな事は無く、恨み、怒り、寂寥感、悲しみ、憎しみ、とどんどん落ち込んでいき引きこもり状態になってしまいました。

境界性パーソナリテリィ障害を治そう
そんな中「境界性パーソナリティ障害だけでも治そう」と思ってネットで病院検索して出て来たところで通いやすいところを選びました。境界性の事は少し書いてあったので相談には乗って頂けるだろうと多くを期待せず、軽い気持ちで行きました。
後で知ったのですが、先生は自己愛性パーソナリティ障害の治療で有名な先生でした。ただの偶然に見えるかもしれませんが、僕は何かの引力に導かれているような気がしてなりません。「いくつもの偶然の出会い」が「意味のある必然の出会い」を生み出している。そんな少しスピリチュアルな事を考えている今日この頃です(・ω・)ノ

そして、初診で先生に
「あなたは境界例と疑っているみたいですが、僕は自己愛だと思いますよ。理由はあなたが奥さんに『誰のおかげで飯食ってるんだ』と言った言葉です。これは自己愛の典型的な例ですよ。どうでしょう僕の精神療法を受けて見ますか?」
僕「院長先生自らがやって頂けるのですか?」
先生「もちろん。貴方は僕じゃ無いと治せないでしょう。僕のはちょっと高いですが。」
もちろんお願いしました。でも、最初は境界性なのに得意だから自己愛にしたがってるんじゃ無いだろうかと疑ったり、精神療法って何だか分からず始まりました。f^_^;)
ただ、「あなたは僕じゃないと治せない」この言葉は後々すごく効きました。

帰りに精神分析の簡単そうな本を買い、自己愛とは何かをインターネットで調べ知識の蓄積と自己分析を進めました。
今から遡ること約5ヶ月程前の事です。

やっと書けたε-(´∀`; )